僕の叔父さん 網野善彦    中沢新一 著



仕事柄、日々実感し続けているのが事業主(商人)と労働者・公務員の価値観やふるまいの相違です。
今回は最近色々と感じていることの雑多なメモのような記事になります。
(今後ご縁のある方から何かサジェスチョンをいただくきっかけになれば、と書き付けて公開しておくことにしました。ご了承ください。)

社労士業について3年ほど過ぎたころ、経営法曹会議の石嵜弁護士の講演の一フレーズ「日本国の仕組みは国民は(税金でなく)給与によって食べていくことを基本に組み立てられている(※細部はうろ覚えです。どなたかの引用のようでしたが、当方不勉強につき・・・)」にひざを打つ思いをしました。

であれば、私を含む「給与」でなく事業所得によってご飯を食べる「商人」は、国の想定する一般国民?からはちょっと外れた、いろいろな種類の権力のおよび憎いところ、に整理されるのかな、などと考えておりました。
(「税金(子供手当や税金による年金など)」で食べるよう、設計変更されていく過程で、納税者番号や社会保障番号というような管理の網がかかってくるのでしょうけれど、それはさておき)

派遣労働や請負が問題化していますが、こういった、給与と事業所得の中間のような、いわば「マイクロな事業所得」で食べていくという生き方は、実は戦後、高度成長期にはごく一般的なものであったということも聞いております。もちろん、食うに困らない給与所得以外の「ため(=湯浅誠氏)」が幾重にもあった時代のことではありましょうが。

この本で描き出された中沢家と網野善彦の歴史学に関するコラボレーション?は、こういった「国家の設計思想?(国民を如何に食べさせるか)」や「労働の他人決定性に対する事業運営の自由度の高さ」というような現代的な見方でなく、もっと原始的な、人類の根源的な自由への欲求・衝動に着目しています。

その発露としての「アジール」や「悪党」「飛礫」について、網野氏や中沢家の人々が思考を発展させていくようすは、大河小説のようでもあり、感動的ですらありました。

必要程度の「マイクロな事業所得」で食べていくという発想は、この根源的な自由への欲求と親和性が非常に高いものと感じました。

中沢氏の「自由への根源的な欲求が法制度などを生み出し、さらに法制度のおよばないアジールなどをうみだしていった」(誤読でなければいいですが)、という解釈が、戦後の日本型雇用制度(の崩壊、も含め)と商人のあり方に重なって見えて、目からウロコが落ちたように思えたのです。

今後、仕事や労働法に関する読書、意見交換などの際、新しい視点をもつことができるとよいのですが。

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労働判例レポート 残業代の固定内払いが認められた事案

今年3月27日、東京地裁で、元従業員が会社に未払いの残業代と深夜労働割増賃金の支払を求めた事件への判決がありました。(SFコーポレーション 東京地裁平21.3.27)

判決は、

① 月単位の固定的な時間外手当の内払いである「管理手当」について、給与規定や給与明細、労働条件通知書兼同意書に具体的な条文があることから時間外・深夜労働割増賃金の内払いと認め、

② 残業代と深夜割増賃金額と管理手当の差額について、給与規定の「不足分は支給し、超過分は翌月以降に繰り越す」との条文にもとづいて計算し、未払い賃金は発生していない、としました。

(労働経済判例速報 2042号参照)

※ 固定内払が認められるためには、以下3つの要件を満たす必要があります。

a.固定手当が割増賃金の性格をもつこと
b.割増賃金に相当する額が規則などで明確に区分されていること
c.固定手当の額が労基法による割増賃金額を下回らないこと



事務所ニュースより転載。
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近況報告 ~夏季休業予定など~

関東は7月末になって、じめじめと蒸し暑い日がつづいております。梅雨の戻り、であるとか。
体調を崩しやすい時期ですので、皆様くれぐれもご自愛ください。
さて、当事務所の夏期休業ですが、今年はお盆の8月13日木曜日から16日日曜日までの4日間をお休みさせていただきます。
今年は所沢で、読書や事務所の書類整理、大掃除などしながら、過ごす予定です。(緊急のご用はご遠慮なくお電話ください。)

【2009/07/31 塩澤】
※ 事務所ニュース8月号の記事を転載しました。

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出産育児一時金 平成21年10月から見直し

医療保険制度(健康保険や国民健康保険)の出産育児一時金は、平成21年10月から23年3月31日までの間、38万円から42万円に引き上げられます。
なお、「産科医療補償制度」に加入していない病院などで分娩の場合は、35万円から39万円に引き上げられます。


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育児介護休業法の改正案が成立

改正の主な内容は下記のとおりです。詳細はご相談ください。

① 3歳までの子を養育する従業員への「短時間勤務制度」を義務化
  本人からの請求による残業免除の制度化

② 看護休暇の拡充(小学校入学前の子が2人以上なら年10日に)

③ 父母とも育児休業する場合、1歳2ヶ月までに1年間休業が可能に

④ 父親が出産後8週以内に育児休業した場合、再度、休業が可能に

⑤ 専業主婦(主夫)の配偶者は育児休業不可とできる制度は「廃止」

⑥ 介護のための短期休暇を創設。
  要介護状態の家族が1人なら年5日、2人以上なら10日


※施行時に常時100人以下規模の事業所では、一定の期間、①と⑥の改正が保留されます。


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産婦人科医バミュの『小悪魔日記』 バミューダ先生



過酷な労働条件と、医師の日々のお仕事を通してかたられる「お産」のすばらしさが印象的です。
妊産婦や家族も、お産に伴うリスクについて、学ばなければならないことがたくさんあるなと痛感しました。

安心なお産のできる体制が整っていくことを期待します。
監督署の指導に関する報道や、高度な医事秘書?職や看護師診療に関する報道も見聞きします。

子を持つ父としては、『産科医』と『小児科医』の先生方は特に貴重な社会資源(!)と痛感しております。

子育てハッピーアドバイス 知ってて良かった 小児科編



妻が買ってきました。
当事務所推薦図書です。
1人目の子育てでしばしば疑問に感じたことが、こちらを読むと氷解します。
たまたま近所に大ベテランの名医(当事務所認定。ヘムレンさんに似ています)がいらっしゃいまして、あまり困った経験はないのですが。
夫婦とも介護職OBで、それなりに色々な案件に遭遇した経験があるからかもしれません。

このシリーズが売れているということは、なかなかわが国の子育ても捨てたものではないな、と思います。

『労基署の調査でも問題に こんなケースは労働時間・時間外労働となるのか 企業実務2009.8


当事務所所長(私)の寄稿記事が掲載されました。
日本実業出版社から発行されている「企業実務」2009.8月号です。
(7月号の表紙画像とリンクを張っておきます。)

http://www.njh.co.jp/njs/zitumu.htm

経理・税務・庶務・法務・人事労務を網羅した実務情報誌です。
(これだけの範囲をカバーした専門誌は他にないのでは?)

内容は、始業前・休憩中・終業後・在宅・接待中など『所定労働時間周辺の』労働時間の判断基準と取り扱いを、ケース別に検討したものです。
監督署の調査の内容と、調査を踏まえた日頃の労務管理についても書いております。
数ページの記事ですが、編集のTさんに丁寧に準備+フォローしていただき、仕上げることができました。

後日、簡単にまとめたものを、事務所ウェブサイトとこちらにアップ予定です。

フィンランド 豊かさのメソッド 堀内都喜子

私にとって、フィンランドといえばアキ・カウリスマキでした。
最近は『フィンランド式ノート』や『キッズ・スキル』など、子育てや勉強法でよいヒントを貰っています。



教育観、社会観、親子観、住まいや仕事に対する考えなど、非常に近しい感覚を覚えます。
(私も雪国の新潟育ちだからでしょうか?)

妻子だけでなく、父母や義父母の今後も考えると、45~50歳ごろには自分や家族の転機が到来するものと考えられます。

半ば予測がつき、半ばはまったく見当がつかないというのが実感ですが、たとえば自分がフィンランド人だったら、と、人生設計を考えてみるとよい思いつきが『降りてくる』かもしれません。

20代半ばの中国留学中、同じ宿舎に、10歳ほど年長のフィンランド人女性の留学生が在学していました。
当時はなかなか興味の対象がかみあわず(=私の世間知と精神年齢が追いつかず)、十分にお話できなかったのが残念です。

失業、起業、人生観、自然観、親子観、政治観など、今であればお話してみたいことが山ほどあるのですが・・・。

枝豆を収穫しました。


先日、枝豆を収穫し、食べました。
茶豆だけあって、おいしくいただきました。(鮮度が重要なのかもしれません。)
最後に有機肥料を少々追加しただけ、朝晩の水遣りだけでこれだけのものが食べられるとは、本当に不思議なものです。

自己組織化とは何か 第2版 と 非線形科学

社労士の仕事とは関係ないようでいて、あるようなないような。

福岡信一氏のベストセラーを読んで、会社・事業組織やチームの姿とミクロな世界の様子に共通点を感じたのがきっかけで、電車移動中などにつまみ読みを継続しています。



自己組織化という考え方も、そもそもは人事的な興味がとっかかりだったのですが、単純に読み物として興味深いです。



こちらを先に読んでしまい、かなり難しく、ナントカ読了しました。(逆に読むべきでした)
南国のホタルの点滅の同期を描写するくだりは感動的です。
心臓が動いている仕組みをはじめて知りました。

わが子がこちらの方面に進んで、いろいろレクチャーしてくれると楽しいな・・・などと妄想したりします。

近況報告・・・栽培状況続報


誠に勝手ながら先月に引き続き、家庭菜園の生育状況を。
もともと雑木林だった土地のせいか、庭土が非常に肥沃なようで、おおむね良好です。

「大葉」…雑草のように繁茂。大量発生したカマキリの住処です。
「枝豆」…十分に生育しました。一体いつが食べごろか不明です。
「にんじん」…芽がでて葉っぱが茂り始めると、何故かほとんど消滅。発芽率も低く、難しいようですね。2株ほど生存しています。
「いちご」…2個ほど食べられました。
「つるむらさき」…種から面白いように生育。夏の間に食べられそうです。
「トマト」…細長い種を苗から育成。今のところ順調です。

高額療養費・・・申請漏れはありませんか?

保険診療や薬剤の自己負担が増加し、一定の基準額を超えた場合、高額療養費として、自己負担額の一部が戻ってくる場合があります。
近年、限度額適用認定証を提示することで、窓口で直接支払額を軽減する仕組みが導入されました。ですが、下記のように、これまでどおり申請が必要なケースも少なくありません。

① 通院の場合や、複数の医療機関での自己負担額を合算する場合
② 1ヶ月の被扶養者を含めた世帯の自己負担額を合算する場合
③ 高額療養費を年間に3回以上受給し、4回目以降の基準額で申請する場合


確定申告の際の「医療費の控除」よりも知られておらず、申請漏れとなっているケースも多くあるものと考えられます。2年間は遡って申請できますので、心当たりの方は是非ご検討ください。


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健康保険被保険者証の一括更新

6月下旬から7月下旬(東京、神奈川は8月上旬)にかけ、従来の政府管掌健康保険の被保険者証(オレンジ色)から協会けんぽの被保険者証(水色)への更新が行われることになりました。
協会けんぽの告知による交換手順は、下記のとおりです。

①事業所に、新しい健康保険被保険者証が郵送されます。
②古い保険証は事業所にて交換・回収のうえ、協会けんぽの都道府県支部へ返送します。
③古い保険証は当面有効ですが、今後、有効期間を設定し、改めて事業所宛に通知されます。


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算定基礎届の提出について

社会保険の算定手続きでは、社会保険の被保険者各人の4月から6月の給料を届け出て、9月(10月納入・振替分)からの社会保険料を決定しなおします。
届出期間は7月1日から10日の間、届出先は所轄社会保険事務所です。
なお、下記の方については、算定基礎届に記載届出する必要がありません。
月額変更手続きの予定者が実際には該当しなかった場合、あらためて算定基礎届を提出します。

① 6月以降に被保険者になった方
② 4月から6月に給料の変更があり、7月から9月に社会保険料の月額変更予定の方


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